最近の地元紙にて「職場のイジメ・嫌がらせに関する相談が過去最高」と言う記事が載っていた。(ちなみに解雇に関する相談は人手不足のご時世を反映してか、相談順位はそれほど上位ではなかった)
とにかく労働局は誰でも無料で利用できるからいいんだけど、2001年あたりから個別の労働紛争までも「守備範囲」にしてから相談件数は増加の一途で、統計でも高止まりの傾向にあるようだ。
まあ経営者側もいきなり解雇ともなれば金銭補償もしなければならず、雇用助成金とやらも一定期間ストップされるから大変だ。
そこで経営側も少しばかり頭を使って(?)労働者にイヤがらせをして嫌気がさして辞めるのを待つという「高等戦術」を編み出した?(笑)
「xxのヤロー頭に来るんだけど、いきなり解雇するような理由もないし、会社都合だといくつかの補助金がストップされちゃうんだよね?何かいい方法ないかな?そうだ!つまんない理由でいちゃもんつけたり、嫌がらせして辞めたくなるように仕向ける?」
といった感じで、中間管理職にも指示を出して本業そっちのけなんてこないよね?
まあ最近の言葉でいうパワハラ・退職強要とかいうやつだ。(僕の知ってる限りでは客にあいさつしないとか、私用で一枚コピー機を使ったり、備品のボールペンを自宅にうっかり持って帰っただけで横領罪だなんて言うケースもある)
まあそんな記事が出ると「近頃の若い者は無能になった」とか「10年20年前には社長として通用していた者も最近の長引く不況では通用しなくなっている」なんて言う見解も出てくるんだけど、これは経営者が劣化したのではなく劣化しているのがわかっただけなのかも知れない?(要は経営者がクソだって事になる?ww)
まあ僕ごときがアドバイスするのも何だが、職場でイジメや嫌がらせをされたらば冷静になって「証拠」を集めるのを忘れないことであろうか?
今のご時世はみんなICレコーダー付きのケータイ(スマホ)を持っているんだし、それで録音すれば意地悪上司やお局様もうかつに暴言(パワハラ)も吐けないはずだ。
(ちなみに僕は過去にICレコーダーで上司の暴言や退職強要を録音して、経営陣からある程度の和解を引き出したことがある、詳細は別の機会にしたいが…)
またカメラ付きが普通ならば、ロッカーや机の引き出しなどにいたずらや細工がされても、あわてずに撮影して証拠を残せるのだ。
とにかくそこまでやればクソ経営陣も黙ってはいられない?証拠がそろっているのに知りませんとは言えなくなるばかりか、対応いかんでは会社が傾くこともなくはないのだから?(そこがケータイ以前の常識が通じず、もみ消しができないわけだ!)
更にそんな状況になってしまったら、会社の上層部に直接こんなひどい目にあっていますが、それが改善されないようでしたら相談できる知人がいますので、と言えば会社側は焦る(疑心暗鬼?)であろうか?(外部の相談機関や法テラスなんかにタレこまれたならば大変な問題になりそう?)
そして最後に一言!!「泣き寝入りはダメ!」