あるブログにて「もう日本は事実上解雇自由国だから解雇規制の緩和は必要なくて、これ以上緩和したら恐ろしく非人道的な日本になるであろう!?」と言う論調の記事が載っていたけど僕も「禿げしく同意」だなと思った!
日本では300日近く雇用保険を受給するには20年以上「失業保険の申請をしなかった」ことが条件になるので若い者はイヤでも社畜になるしかないのだろう!?
例えば米英でさえ26週間、他の先進国ではもっと長くフィンランドでは500日ドイツで1年ももらえるし、そんな20年も失業保険を利用しないことがフルに受給できる条件なんていう国は日本だけであろう!?(転職して他の会社に行った場合は複数の会社で払った雇用保険の通算期間でおk!A社5年B社8年C社10年なら計23年という感じ)
おまけに自己都合退職は待期期間90日もあるのでブラック企業でも辞めたら即貯金もなにもなくなって人生OUTになるくらいなら社畜でもやるしかないんだよね?(勤続5年以下なら90日だけしかもらえない!w)
もしも解雇規制をこれ以上緩和したら「病気療養中や妊娠を理由に解雇はできない」や「解雇予告30日」も撤廃されて「お前の顔が気に入らないから」とか「機嫌が悪いから」なんていう理由で解雇されるのかも知れない?!
ただでさえ現状でも「解雇自由」なのに上記のような事由でさえ解雇が合法化されてしまうね?!(確かにOECD諸国にしては解雇規制が厳しいんだけど?!)
どうも労働市場と言うか労働力の流動化にばかりこだわっていると財界(経営陣)の狙いがぼかされてしまいそう?
だって経営陣はいつでも「気に入らない」社員をクビにしたいんだろうから!
http://hinkon.work/archives/17790710.html
例えば解雇規制が緩和(?)されたとして経営陣は「50万もらっている無能なオッサン」を解雇できるのは若者には福音のように見えて実はぞうぢゃなくなりそう?w
なぜなら経営陣は有能な若者に50万を払う気はさらさらなく、もしかしたら定年まで20万とか30万で使い倒す気満々なんだと思う!?(会社は人件費を削るのが利益を確保する唯一の手法だと信じて疑わないからね?wだってそれしか出来ない無能なんだもの!w)