僕にも1日でクビになったという話があったのだ。(もう十数年以上前だが)
僕はビルメンになるべく2級ボイラー技士の資格を取って間もない頃の出来事なのだが
実にひどい話だったので書きたい。
僕はいわゆるボイラー2級の資格(他に危険物取扱乙4類も)を取得したばかりで
(当時の僕は失業中だった)件の会社に応募することにしたのであった。
そこで僕はXXXXシステムという会社(数年前に倒産)に電話した。
当然、持っている資格についても話したが電話に出た女性社員ははっきりと
「XXさんですね?電話番号は011‐XXX‐XXXXですね?わかりました、担当の者に
連絡しておきます。」と僕に告げたのだった。
それから何日かが過ぎたある日の昼前だったが、我が家の電話が鳴った。(当時の
僕は携帯電話を持っていなかった)聞き覚えのない声でいきなりこう言った。
「もしもしXXさん?(似てるけど全然違う姓)」どう考えても間違い電話としか
思えないような口調なので僕はさらっと「いいえ、違います!」とだけ言って受話器
を置くしかなかったのだ。
それから数十分後また電話が鳴ったが、そこで僕は我が耳を疑うような話を聞いた。
「もしもしXXさんですか?XXXXシステムのXXですが、今度の面接の件ですが…」
と来たもんだ!同じ男の声で、今度は僕の姓をちゃんと言った。(笑)
要はこの男(のちにその会社の部長だとわかった)はちゃんと確認もせずに電話して
いたのだろうか?電話番号などを知っているのに相手の姓名だけ間違うなんてそれしか
考えられないのだが。
もしかして件の部長氏、事務の女子社員に自分の失敗を棚に上げて八つ当たりして
いたのかも知れない?(笑)
かくして僕はその会社の面接を受けることになって、指定の日時に例の会社の本社に
向かうことになった。(Part2に続く)
TO BE CONTINUED