確かにあの大火災は人災かも知れないがメイ首相を責めるのは間違っているような気がする。(あのセウォル号の遭難とはまったく違うからね?)
ロンドンの消防署はすぐに出動して消火活動や救助を行っており、韓国海上警察のように初動で後手に回るようなこともなかったし問題はないと思われる。
確かに1974年以前の建築物ゆえにスプリンクラーなどの消火設備や消火器の期限切れなどの問題はなくもなかったが、それをもってメイ首相を非難するのは間違いだ。(デモなどの、政府への抗議行動自体はいいと思うよ)
そりゃ被災地である現場に行くのはいいが、その役割はメイ首相ではないと思う。
(かつて中曽根首相が日航機事故で現地に向かおうとしたが、当時の官房長・佐々淳行から、官邸があなたの最前線ですと言われて制止されたがメイ首相は官邸のあるダウニング街10番地で指揮を執ればいいのだから)
ましてやそんな大事故の時に「行方不明」で連絡が取れなかったわけでもないしね?
(いくら独身でも男と会っていちゃまずかったよね?某国大統領でしたが)
労働党のコービン氏やエリザベス女王が被災者を見舞ったり、被災者を抱きしめるなどのパフォーマンスを国民に見せてる暇なんかないのが首相なんである!(もっとも我が国で被災地にヘリコプターで向かって現場を混乱させた首相殿も居たけど?)
ただでさえEU離脱やら議席の過半数割れなどで手一杯の首相ならば、高層住宅の火災などは部下に任せて本来の仕事をすべきだと思う。
更に僕は田舎者でロンドンで被災者がどうなったかは知らないが、まさか焼け出された被災者たちをテムズ川の河川敷に放り出して知らん顔なんてことはないでしょ?
それならば首相は「今回の災害で亡くなられた皆様には哀悼の意を表します!更に私は各部署にしっかり被災者の皆さんを救済するように命じております!」とひとこと言えばいいのだと思うのだけど?
そしてそれはロンドン市長の仕事であり、ロンドンの予算と権限によって救済されるべきだと思う。