まあ普通はいわゆる組織と言うものに属したからには出世しようという意気込みは誰にでもあったはずだと思う!
例えば刑事ドラマを観て誰もが定年までさえない制服を着た交番のお巡りさんでいるよりも本庁の警部や警視になることがいいことだと思うであろう?(まあ定年までには最低でも巡査長にはなれるんだが、最近の大学では数年で巡査部長になるのを目の当たりにしたら50の声を聴くのに巡査ぢゃミジメ過ぎない?ww)
また戦争映画の類を観てもいつまで経っても二等兵とか上等兵ではカッコつかずせめて大尉や少佐になって「中隊長」と呼ばれたくなるんじゃね?!
もっとも軍では利口な者は士官Officerに昇進して重い責任を負うよりも下士官兵(士官より下の階級)の最高位の曹長Master Sergantで満足して、下士官兵の頂点に君臨する方を選ぶようだ!(士官学校出の少尉や中尉よりも給料も高いらしいね?高校を卒業して軍歴10~15年ほどで「到達」するものらしい。名作「地上より永遠に」でも描かれている?!)
しかし実際に会社に入ってみたら課長だろうが支店長だろうがその地位は何ら魅力も何もあったものではなかったなと思うのだ!w
いちいち彼らの給料明細を見た訳でもないけど、まあ僕の居た会社が完全に「高度成長から遅れた」体質だったせいでもあるが非効率&長時間労働が当たり前で何ら旨みを感じなかったからであった!
時代はバブルだかパルプだか知らないが(笑)物価も高く長時間労働をしいられるだけで何らいい事なんてなかった!
ボーナスに給料もすぐ頭打ちになったし、労働環境も改善されず新入社員もすぐ辞めて今日で言うところの「ブラック企業化」まっしぐらであった!
何せすぐに辞めた新入社員が「この会社では出世しても給料上がんないし!」という捨てゼリフに会社への不満の多くが集約されているんじゃね?!
ある中堅社員(社歴十数年で主任?ヒラの1階級上かな?)がこうのたまったけど「僕の給料は新入社員より安いんだ!」さすがの僕も開いた口がふさがらなくあきれたね!w
そりゃ当時は初任給も上がる一方で、社歴5年目と新人が同じ給料なんていうケースはザラにあった時代だけどそれでは誰もが絶望しかねないよね?!
かくして僕もこの会社で例えば役員クラスになって偉くなるぞ!なんていう今どき小学生の男の子でも考えないような夢はついえたのだ!(いや僕でもそんな事は思いもしなかったけどww)
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