まあ普通の会社員というか営業マンならば自身や所属部署の営業成績に敏感であるのが当然で「数字で評価」される世界なのは言うまでもない！
しかし僕のような現場のビルメンにはそうした視点と言うか姿勢はむしろ邪魔となる。
ビルメンはオーナー側から会社に払われる料金のみが原資で、それが増減しない限り会社の利益も何もないのだから！(それは本社の営業がやるべき仕事)
しいて言うならばそこでの仕事は「無難に大過なく」過ごすと言う姿勢で仕事を粛々とこなすという事につきるであろうか？
けして「表に出る」こともなく誰にもその存在を知られる事もないのが良きビルメン？(考えてみればテナントの人間の多くに顔を見られる機会が多いと言うのはその分トラブルや作業量の多い現場だという事もあるからね？w)
悪く言うとビルメンは完全に「後ろ向き指向」となるが、別に努力したところで給料が上がる訳でもなく下手したら仕事を増やされるだけかも知れない！
それは日本企業の悲しい性(？)で、昔というか高度成長時代あたりまでは「がんばってるね？給料上げるよ！」だったのが90年代以降は「がんばってるね？ならば給料据え置きでもいいでしょ？」なんだから努力なんてするだけ無駄もいいとこだ！
少なくとも努力は必ず報われる(©️高橋みなみ)なんて考えているのは、歩合制でバッチリ稼げるほど有能な者かよほど頭の構造が「おめでたい」人間(要は頭が空っぽなアホ)だけじゃね？！w
要はビルメンとはﾏﾀｰﾘできてなんぼの仕事なのだ！
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