さてその昔に僕が働いていた配送センターには「休日当番」っていうシステムがあって一定の人数は必ず朝から出勤して作業していたが、必ずしも終日拘束されていた訳じゃあなかった！（まあその方がありがたくて、僕などは終わってからは昼食を済ませ街の書店やショップを回って楽しんだものであったｗ）
またその当時はせいぜい数人のおとくいさんが商品を取りに来たり積み残した注文をさばく（配達する）程度しか仕事がないので、昼前で終わるのが当たり前であった。（まあそんなの今さら言うまでもない話だ）
しかしその休日出勤手当が2000円を切る安さだとすれば見過ごせない問題であろう？！
ある知人に「1日2000円？1時間のまちがいだろう？」と誰も信じてくれないのは無理もなく、昼前に終わらなければ文字通り「サービス残業」となるだろう！（だからこそ早く終わらせるように努力した？）
僕も件の配送センターに異動して最初の数年は昼前で終わるのが休日出勤の定番だったのだが、ある大手量販チェーン（のちに経営破綻？）の注文をさばくようになってからは雲行きが怪しくなって来た！（まさか全員ではないにせよ、それなりの人数も必要になりはじめた！しかも若干ではあるが時間も要するようになってきた）
そうなってくると2000円弱の休日出勤手当だけでは不足というか禿げしい不満をいだくようになるのは時間の問題で、みんなやる気が失せるようになった！ （いくら何でも2000円なんかで、もし終日4時や5時まで殺風景な倉庫で拘束されるだなんて考えるだに恐ろしい！？1時や2時までならともかく？）
ちなみにある年から休日出勤手当が値上げして5000円ちょいまで上がったが、それにしたって拘束時間に見合ったものとは言えないと思うようになった。
何せ僕が再び市内にある別な配送センターに異動してから異常なまでに（？）拘束時間が伸びたからであった！（例えば月曜が祭日の時に出るならば、その日は夜間にまで拘束時間が伸びる！なぜならば月曜は注文が多い曜日だからだ！特にコンビニチェーン関係は細かいし時間もかかるんだから仕方ない？）
こうなってしまうと当初は「5000円もらえる！♡」なんて思っていたのが「何だよ？5000円だってぇ？！ふざけんなよッ！」となってしまうんだよね？（しかも弁当自分持ち、いわゆる昼食代もかかるんだし割に合わないよねぇ？！）
さて当時はそんな風に考えるだけであったが、後年になってからもっと大事って言うか恐ろしいことに気がついたのだ！（本当にどうしてそんな当たり前の話がわからなかったんだろうレヴェルの見落としか？）
普通の会社では休日出勤ならば「休日出勤手当」の他に「1日分の賃金」も出さなきゃならないのだ！（だものね？僕が5000円ぽっちで割に合わんと本能的に感じたのはそうした要素もあるか？！）
そうなるといくら薄給の会社でも一万数千円はもらえなきゃインチキの八百長だと思っていいよね？ｗ（休日の賃金は代休なしなら35％増しであり、ましてや17時半終業なのに20時半過ぎまで残業ならばその分も25％増しで払われなければならないのだから！）
さてわかりやすく書くならば…
「1日分の賃金25％増し」+「休日手当」さらに定時過ぎの「残業手当25％増し」
＝15000～20000円（残業3時間の場合、ちなみに代休なしなら基本的賃金は35％増しとなるのだ！）
定時で無事終わったとしても5000円ぢゃ話にならず、昼前で終わったとしても5000円ではビミョーな話であろうか？（ましてやせっかくの休日を夜遅くまで拘束されて5000円ぢゃ怒り狂うどころじゃ済まないよね？！）
だから当時の僕は「奴隷的社畜」だったんだろうか？（とにかくそれがわかっただけでもいい？）
vermilonswan1988.hatenablog.com
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