僕がネットサーフィンして見かけた記事がタイトルズバリそのまま「中年・中だるみ社員よ!やる気を取り戻せ!」なのであった!(笑)
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170714-OYT8T50014.html?page_no=5&from=yartcl_page(青山学院大学経営学部教授・山本 寛氏の記事)
いやもうそれって「むしろ普通じゃね?と思う僕だが、日本の会社が「アメとムチ」ならぬ「ムチとムチ」しかないんだから当然の帰結だと思うのだ!
会社でダラダラ不本意にサービス残業ばかりやらされ、専業主婦の妻や教育費のかかる子女が居れば出費ばかりが増えて自由に使える金も減る一方ならば、中だるみどころかゾンビ社員にさえなりうる時代ぢゃないかと思う!(笑)
それにまた年代的に社内での出世コースに乗った者とそれからコースアウトした者との格差がはっきりとするようになる。(88~91年、94~97年入社は特にそれが顕著になる世代層だと言える?)
しかし出世してもそれに見合う昇給やボーナスが出るかどうかは疑問で、ただ責任が重く長時間拘束されるだけになってしまうケースも多く、出世コースがそんなにおいしい物かどうかはビミョーである!?(笑)
そこで山本氏は何と「ジョブローテーション」の強化を提唱しているが、それによってただでさえ「ジョブ型」ぢゃなく「メンバーシップ型」雇用の日本企業においては社員が「どんな仕事をやらされるのかわからない」モードが強化されるだけになる?
要は今は大工だが、いつ何時寿司屋の板前をやらされるかわからなくなる状況じゃないだろうか?(それは極端な話としてもね?w)
またニトリでは「5年も同じ部署にいれば化石になる!」とのたとえから、数年での部署のローテーションを盛んにやっているが、すべての会社で可能なわけでもない!
やはり問題視される「ぶら下がり社員」や「フリーライダー社員」(ただのり社員)と同じく「中だるみ社員」を問題視するなら、根本的な解決策は「雇用の流動化」だとか「終身雇用の撤廃」しかないんじゃねって考えてしまう僕なのだ!(副業で仕事に対するトキメキを持たせるなんていう案もあるようだがwww)
vermilonswan1988.hatenablog.com
どのみち「終身雇用制」がある限り、こうした問題社員は一掃できないのは明らかでそれが「社畜思想」の原点なんだろうか?
少しばかり「書き飛ばし」てしまったが、またいずれこの手の記事を書くかも?