いかにサービス残業がデフォになった状況が日本をダメにしたかがわかるブログでしたねぇ?
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まあ「サービス残業が新たなサービス残業を産みだす!」っていうのには説得力がありましたね!
何しろサービス残業の総額は25兆~30兆円の間くらいらしいけど、それだけの金が個人消費に回ればどれだけの経済効果になるやら?(年金の支払い高は50数兆円で医療費を合わせると100兆円近くになるんだが)
またブラック企業が「頭角を現して」きたのは1990年代末かららしいが、その頃は企業が賃金の抑制で経営危機を乗り越えようとする方針が「火に油を注ぐ」結果になったようである。
要はサービス残業などの「労働強化」により社員は「割に合わない」仕事を押し付けられることになったが給料は増えないどころか減る一方(?)となって、結果として消費が伸び悩み企業の実績も下がりますます給料は長時間労働に見合わないものになった。
(だって賃金が据え置きなのに消費税や物価が上がれば、労働者は消費を増やせないからね?)
またサービス残業を一社でも始めれば他社も追随せざるをえなくなり、ひいては業界全部でサービス残業がはびこるようになってしまうだろう。(それに歯止めをかけるのは政府の役割なんだけどね?逆にあおってる部分が見受けられるけど、アベちゃんはそんなブラック化に無関心なの?)
これでは現役の労働者で特に20から40歳以下の世代はあたかも「神風特攻隊」や「竹槍訓練」で機械化及び近代化された米軍に立ち向かえと言われているようなものです!
また拒否すれば「非国民扱いで銃殺刑」が待っているようなのが今日の日本?(笑)
まあ日本は「終身雇用」と「長時間労働」がワンセットなった雇用システムだから、こんな状況がふさわしいのかも知れませんね?
またイケダハヤト氏(かつての首相ぢゃありません)は日本がすでに後進国だと主張しております!
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まあそんな「クレージー」な残業ばかりさせられる国の会社なんていつの時代の話だろうと言うことになる?(メイ・ローマこと谷本真由美氏も近年は日本企業は不人気となりつつあるそうだ)
要するに何かの目的を達成するための長時間労働がいつの間にか、その長時間労働そのものが目的と化したのだろうが、そんなものは止めてほしいものだ!
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