僕は城繁幸氏のJOE'S LABOというコラムを見るのが好きで氏の100分の1しか脳細胞のない自身にはとうてい不可能な視点で政治経済や世相を見ているのには驚いています!
以前に氏が「日本の場合、企業社会は二階建てとなっていて二階が一部上場企業まあ大企業と中央官庁(いわゆる霞が関?)となっていて、一階が一般企業まあ中小企業となる二重構造なんです!」といった感じの文章でしたかな?
また氏は「解雇規制の緩和」こそが日本経済への処方箋であり特効薬(?)でもあるとしているようです。(僕の視点での解釈も入ってますけどw)
さらに解雇の金銭解決も推奨しているようで、それも僕の感覚からしてうなずける内容でもありました。
しかしひとつだけひっかかる内容があって
「会社を辞める時に2年分の残業代を請求する者がいるようだが、そんなことはしない方が賢明だ。なぜならばだらだら残業していながら、辞める時になってから会社に後ろ足で砂をかけるような事をするような者を採用したがる会社はないであろう?
たとえその時の取引は守秘義務があるから他言させないと約束させたところで、業界内のウワサで自分がやったことは全て知れわたるものだから!」みたいな内容であった。
更に「そりゃ僕だって、終業時にタイムカードを押させてから長時間残業させたり記録をごまかしたりしてサービス残業させられたと言うならばともかく?」みたいな内容であった。
なるほど?しかし氏はこうした感覚は「二階部分」にあたる大企業などならばともかく、かなりの部分を占める中小企業での事例なんだということをご存じないのであろうかと疑問に思わざるを得なかった。(非正規労働者もひどい目にあっている)