意識低い系ですが、何か? VermilionSwan1988のブログ

外見はともかく、冴えない低収入の「Vermilion Swan 」が札幌での日常をつぶやきます!もとえ語ります!(笑)ちなみに趣味はネットサーフィンとボールペン集め(国内外の数百円から一万円以内)など

「自分に厳しい者」は「無能な働き者」と同じだと思える件!

よく「自分に厳しい者」を評価する風潮がメディアをにぎわしているけど、そうした者はえてして他者にも厳しく接する傾向が強いと思える!(若い頃の僕ならばそうした者に尊敬のまなざしで評価していたであろうか?)
しかしよく考えるとそうした人物は、現場の社員と言うか末端の労働者サイドから見れば単なる厄介者でしかないのだ!

ちなみに性格で人間を分類するとこうなる。
1:自分に甘く、他人にも甘い者
2:自分に甘く、他人には厳しい者
3:自分に厳しく、他人には甘い者
4:自分に厳しく、他人に厳しい者
といった感じになるのだが、1が労働者サイドから見れば理想的(もちろん限度はあるが)な者で2は問答無用なクズで、上司であれ先輩後輩問わず排除するべき存在だと思える!
また本当に理想なのは3のタイプだがめったにいるはずもなく、大抵は4のタイプと出くわすのが相場だと思われる!

4のタイプは経営者とか上層部にとっては都合がよく、一方の労働者サイドからは逆に都合が悪くて仕方ない!
つまりタイプ4は自分にできる事は他人にもできると思い込んで強要する傾向になりやすい!

こうした状況は経営者サイドが「彼を見習え!」式の「政策」に傾き、社風が厳しくピリピリさせ一気にブラック企業化の一途をたどらせるはず?!
(経営者は社員を洗脳して「社畜」にするためにはタイプ4はうってつけな存在?)

ちなみにいくら自他共に厳しいタイプ4に従順になったところで、労働環境や待遇はよくなるはずもなく悪化して退職者は増加してますます苦しい状況になるのは避けられない!(僕だってただでさえ低賃金なところにやたら厳しい上司が来たら逃げたくなるであろう?)

さてここでプロイセン(現ドイツ)の参謀長を務めたフォン・ゼークトは軍人を4タイプに分類した。
軍人に限らず人間は「有能または無能」「働き者または怠け者」に4分類できるのでこうする!
1:有能かつ働き者(参謀、適切な作戦を立案する)
2:有能だが怠け者(指揮官、生き残るため必死)
3:無能な怠け者(下士官兵、命令に従うだけ)
4:無能な働き者(すぐ銃殺さもなくば除隊させよw)

前置きが長くなってしまったけど、「自分に厳しく他人にも厳しい」タイプは4の「無能な働き者」に該当すると思う!
なぜならば両方とも「自分のやっている事は絶対に正しく、他人も自分と同じようにせねば満足できない」タイプだからである!
それこそ職場では「やらなくてもいい事をやりよけいな仕事を増やす」タイプで、自他共に厳しい者もやはり不必要な仕事を増やす傾向だ!(それを排除しない経営者も悪いけど)

またモルトケは「意欲だけあって能力のない者にはいかなる地位も責任も与えてははらぬ!」とフォン・ゼークトに先立つ数十年前から断言していたけど、けだし名言だと思える!

最後に皆さんも自分の職場に「自分に厳しく、他人にも厳しい」者がいたら用心するべきです!w

ちなみに私見ですけど
1:自分に甘く、他人にも甘い「一般社員」
2:自分に甘く、他人には厳しい「管理職」
3:自分に厳しく、他人には甘い「上級幹部」
4:自分に厳しく、他人にも厳しい「リストラ要員」
上記の説はあくまでも「有能」な者に関してのみ当てはまります!

1はとにかく上司の命令にだけ従えば問題ないからで、2は多少自分に甘くても部下には厳しい面を見せねば示しがつかないからだ!
3は厳しく自分を律しながらも、部下である現場の社員に優しさ(人間性を持つと言う意味)がなくては旧日本軍の牟田口将軍のようになってしまうからねぇ!?(インパール作戦での補給などを無視したおよそ現実性、人間性を無視した作戦で数万もの将兵を氏なせた天下の愚将が牟田口である!)

4は言うまでもなく、無能な働き者の類型に値するからである!

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