さて僕のいたN社と言えば「労働相談の常連」というありがたくないイメージの会社で離職率も高く、今日でいうところのブラック企業みたいな存在であった。
まず今どきこんなに休日が少ないのは誰も来ないだろうし(年間70~80日?いやもっと少ない?)額面上の賃金は安くはなかったが、あれだけ労働日数が多ければ大して高くはないと思える代物であった。
例えば僕などは内定するまで「そんな話は聞いてなかった」わけで、そうなれば会社に対する不信感だけが心の中で大きくなる一方だったと思う。
それこそ入社してすぐに僕は、早く休日だけでもちゃんとまともに(4週8休制)ある会社に行きたいと思ったものだった。(例えて言うなら、結婚した翌日にもう離婚したくなったような感じ?ww)
さてタイトルのような「事件」が起こったのは3月の終わりに僕の異動が決まってからであった。(その当時の現場から別の公共施設に異動するわけだが、自宅から通勤しやすくなるのでいい話だと思っていた)
ところが会社は「取れると思って」いた現場が取れなくなって、あるベテランの異動ができなくなって僕の異動も取り消しになってしまったのだ。(設備管理の仕事は会社間での現場というか仕事の取り合いは普通と言えば普通なのだ)
とにかく僕は決定しましたと言われた約束を反故にされたわけだが、現在の現場にいるしかなくなったわけだ。(何しろ資材置き場を仕切っただけで、冷暖房も不十分な控え室だか監視室だか知らないが設備員を人間扱いしていない気がする)
僕はなし崩し的に今までの現場で勤務するしかなかったが、N社の人間性を無視したやり方を垣間見たわけだが本当に許しがたいと思う。
そして4月に入ってから本社のEという課長が現場に来て、僕に不本意極まりない異動を言い渡されたが設備から清掃部門への異動なのだった。(僕は設備員として入社したんだがなぜだ?)
そこで僕は最初の異動がなくなったのはどうしてですかと訊いたが、決定は決定だとは限りませんよ、と言う冷たいというか誠意のかけらもないものであった。(普通はすみませんね、こっちにも事情があると言うかなにぶん相手のあることですから、とか言うならば僕も理解できるであろう?)
ちなみに僕は本社内にある清掃部門で使用するモップや清掃道具などを洗浄する業務につくことになるが、給料は大幅に減るのだ!
確か法律では本人が拒否すれば減給はできないはずなんだが、業務や業種の異動ならば仕方ないと思わされたが、これがN社の卑劣なやり方なんだがしてやられた?
次のPart2にて、その続編をお見せしますよ!