最近の若手社員は出世を望む気がなく楽ばかりしようとしているだなんて言う論調の記事がメディアをにぎわしているけど、そんなことを言うのはやはり団塊の世代らしい!
(だからあの世代はクズだって言われるんだよね?wwまあ成功の復讐か?)
まあ僕の世代(昭和40年代前半生まれ)くらいが若い頃からちらほらそんな思想が台頭して、下手に出世なんかして残業手当がカットされ減給になるのが火を見るよりも明らかだったからね?(僕のいた会社もそうで、主任から課長代理になると残業手当がカットされて、手取りが下がったようであったww)
まあそれでも役職手当がついたようだけど、それを上回る残業手当がなくなれば実質の減給になるんだから誰も課長代理なんかなりたくないわけであった。(別に部下がいるわけでも、会社の経費で飲みに行けるわけでもないww)
ちなみに僕の知っている課長代理だか主任は「僕なんか新入社員の君よりも給料安いんだよ!」と別の若手に言うのを聞いてビックリしたが、新入社員の初任給が古株の昇給に追いつかなくなっていたんだろうね?(90年代前半だったかな?)
要は出世すれば「仕事が増えて」「上層部と部下との板挟み」に苦しむ破目におちいるんだから、若い者がやる気にならないのも当然だろう?(おまけに同期や先輩からの嫉妬にもさらされるんだろうな?)
かつてメジャーリーグの大物捕手だったカールトン・フィスクCarton.Fisk(1949年バーモント州生まれ、1972年ア・リーグ新人王、通算376本塁打、2499試合出場、2356安打2000年野球殿堂入り)がインタビューでこんな談話を残したらしい。
「将来は監督をやりたいかだって?俺はイヤだね、オーナーやゼネラルマネージャーからウダウダ言われて選手からはあれこれ突き上げられるなんてね?そんなの監督でも何でもないよ!いくら頼まれたって監督なんかにはなりたくないね!?」とのたまったらしが、監督を管理職に置き換えたらほとんどの会社員に当てはまるんじゃね?(笑)
まあ基本給が5000円とか10000円程度上がったくらいじゃあ報われず割に合わないということだろうか?(残業手当がなくなればマイナス?)
ひとつはっきり言えることはそんなくだらない出世なんかよりは「副業」だの「転職」を視野に入れて行動するのも悪くはないと思う。(僕が若かった90年代よりも終身雇用も崩壊する一方なんだからね?w)