まあ考えられるアドヴァンテージはこんなもの?
①役職に就いて、それなりの高給取りになれる(中途採用は不利じゃね?)
②必ずしも大企業(東証一部上場)でなくとも社会的信用や地位を得られる
③定年後は豊かでもないが貧しくもない「年金生活」が保障される
④数千万とまでは行かなくとも、まとまった退職金がもらえる
とっくの昔にそうしたアドヴァンテージに無縁な僕が列挙したが、上記のどれもがなくなりつつあるねぇ?(笑)
①言っておくけど出世なんて社畜に与えられた「罰ゲーム」みたいなもので、大して増えない給料と見合わない苦労と長時間労働を強いられるだけであろう?
そしてそれはごく一部の大企業(それこそ東証一部上場企業?)だけで、その他中小のような有象無象の会社では、最初から重労働になるだけだ。(サービス残業で拘束時間だけが増える?)
それよりもヒラから課長代理クラスになると、今までもらえていた残業手当がなくなって、逆に出世のせいで手取りが下がるという笑うに笑えぬ事態となるようだ。(笑)
②まあ所詮は会社員という名の社畜に過ぎず、大企業だって倒産や上場廃止もあり得る時代だ。(まあめったになくて、倒産はそれこそ有象無象な会社が大半だけど)
まあ住宅ローンなどの審査などは有利かも知れないが、今の時代に家を長期ローンで買うって言う話自体がもうオワコンの時代遅れもいいとこだ。
そして何よりも本人がいくらそこで働きたいと思っても、合併は普通にあり得る時代で「新しい会社」での待遇が良くなる保証もないのだ!
③まあ最初から有象無象(?)の中小企業もさることながら、近年では企業年金などを廃止もしくは縮小する企業も少なくない。(それこそ東芝なんか上場廃止になったら何もなくなるんじゃね?また厚生年金も解散したりして危なくなりつつある?)
そうなると国民年金しかなく、定年後は実にみじめな老人が大量生産されるおそれもなしとはしないだろう!?
④はたして「この会社は定年になると数千万の退職金があるから」40年は何があっても石にかじりついてもがんばりまっせ!(笑)なんて言う若者がいるとする。
この数年は人手不足を受けて採用数は上向きなのをいいことにまんまと内定をゲットし某優良企業に入ることとなったが、彼は近年の社会情勢をWebなどでしっかりとお勉強してある「腹案」をひねり出したのだ。
そして入社時に人事部から「退職金ですが従来通り定年時にまとめてもらうプランと退職金に匹敵する金額を月割りにして毎月受け取るタイプの二つがありますが、その内のひとつを選んで下さい!」と言われた彼はやおら自分の席から立ち上がってひと言。
「あのぉ、今すぐまとめて受け取れないんですかァ?!」と「斜め上行く」返事であったのだ。(いくら何でもそりゃ無理だ!wwつか誰だぁ?こんな奴を採用したのは?)
確かに彼の「斜め上行く回答」はダメに決まっているが、現代の世相を鑑みればそんな事を言いたくなるのも無理はないようだ。
果たしてその会社が定年まで存続しているのか保障の限りにあらず、倒産しているかも知れないし、吸収合併されてしまうかも知れない。
となれば「退職金に関する」取決めが合併相手の一存で廃止になるとしたら、人事部や総務部の提案するプランは「信用できない」と言うことになるのだ。
まあこれはフィクションだが、劇画や映画の中ならば
「この新入社員がのちにXX社・中興の祖と呼ばれるXXXXその人であった!」みたいな感じになるんだけどね?(笑)
話がやや脱線したけど、①~④までのすべてが「あやしい」時代になっているのだ!