刑事コロンボは基本的に1967年の「殺人処方箋」Prescription Murder(ユニバーサルTV製作)という単発のテレビシリーズがきっかけで「ベストセラー」になったわけですが基本的に1970年代のロスアンゼルスが舞台なので、とりわけ若い人たちが観ればこんなのありえないって思うことがたくさんあります。
そこでいくつか紹介すれば…
①どんなにオシャレな人も「シャツをズボンにイン」している。
若者か年寄りまでみんながそうして歩いているので、現代人には違和感があります。
②街中を走っている車があり得ないほど古くさい!
今日ならば当たり前のトヨタをはじめとする日本車をまったくと言っていいほど見かけなくてコロンボのプジョーは言うに及ばずベンツ、ワーゲン、プリムスなどの外車しか走ってないので不思議です。
③タイプライターが当たり前(もちろんパソコンはない!)
もちろん当時はパソコンなんてないのが当然ですし、欧米ではワープロができる以前からタイプライターが普通でしたよ!
④コンピューターやテープレコーダーがオープンリール式
これも昔のSF映画みたいですが、今日のカセットテープさえ「それ何?」って言われるご時世ですからね?(笑)(若い人にはそれこそSF調に見える?)
⑤ロスアンゼルスの街並みがのどかに見える?
これものどかと言っていいのかどうか迷うとこですが、当時のベトナムでは戦線が縮小されて60年代のような激戦も収まった時期でした。(全米では凶悪犯罪が増加し治安が悪化し始めた時代?)
まあいくら何でも日本よりは犯罪に対する不安が高まった時代ではありましたが、どこかのんきな雰囲気が伝わってくる映像ですよ。
⑥どこでも喫煙できて、吸殻を捨てられる!
コロンボが病院の待合室だろうが、事務所だろうが葉巻を吸いながら聞き込み捜査したり、工事現場に吸殻を捨てていた。
今日では日本はおろかアメリカでも厳禁ですよ!ww
vermilonswan1988.hatenablog.com
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