意識低い系ですが、何か? VermilionSwan1988のブログ

外見はともかく、冴えない低収入の「Vermilion Swan 」が札幌での日常をつぶやきます!もとえ語ります!(笑)ちなみに趣味はネットサーフィンとボールペン集め(国内外の数百円から一万円以内)など

終身雇用の陰で?③ まるでコント?

高度成長期にできて、その間しか役に立たない制度が「終身雇用」だろうか?
いやそんなこともなくて、安定成長の時代になってもそれなりに役には立った。

しかし今世紀になっても終身雇用オンリーぢゃ色々なマイナス面がクローズアップされた。(新卒一括採用とならんで良くない商習慣?)

まあ終身雇用が「麻薬」の役割をになってしまった感じだが、数年ごとに会社を替えなくても済むのは魅力的なポイントだったのかも知れない。

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しかし時代は高度成長から安定成長を経て景気低迷(?)の時代となり、一人の若者を40年も雇用し続けることは不可能に近くなった。(会社は社員をコストだと思うようになったのが原因?)

そこで最近の4コマ漫画(竹書房ぶんか社など)からいくつかひろい読み(?)すれば終身雇用のデメリットがわかるかも?(笑)

①ある課長だか部長代理(50ちょい過ぎ?)は昼下がりから自席で居眠り(爆睡?w)、そして目覚めたと思ったら私用で外出。さらに「ちょっと得意先と打ち合わせ」と言って定時で退勤。(一体この人は何しに会社に来て、会社は何ゆえにこんな男をクビにもしないのかと若手は思うのだろう?

②ある入社20年目の女性社員だが、となりの席で一緒に働く新人に激しい怒りをおぼえたがそれは新人の働きぶりや態度ではなく「入社して20年にもなるわたしと新人のアンタがどうして同じ給料なんだよ!」というどす黒い(?)怒りなのであった。

これは日本の会社員が上から下まで転職をしないと言うか、できないのが大きな原因で誰も転職しないのならば「まあ賃金は据え置きでもいいんじゃね?」的な対応で、部長クラスから下は若手や女子社員までが国際感覚から見て「格安」賃金だという現実が件の4コマに描かれていたのかな?(笑)

③会社内で嫌われまくりの課長氏、部下にネチネチあげ足とりするくせに仕事はやらない(いやできない?)のでたまりかねて彼の上役の部長に相談するも「彼にはみんな困ってるんだが、うっかり別な部署に回すと迷惑なのでどうにもならないんだ。しかし歳も歳だから平穏無事に定年を迎えさせてやろうや!」との回答(?)であったようだ。(笑)

しかしながら彼は40代後半なので定年までには少なくとも十数年はあるので、相談した女子社員は悲鳴をあげるしかなかった。

①はもう歳で定年が近いのと、会社の大口取引先とのパイプ役だとか、経営陣の親族だとかの理由があるのかも知れない。

②はもう女性差別というか前近代的な体制のなせる技なのかも知れない?(笑)

③は「バカでなまけ者」は「バカで勤勉な者」よりは害がなくて使いやすいというフォン・ゼークトの理論から来る対応なんだろうか?件の4コマで見れば、パワハラ・セクハラに関してはまあ大して深刻な事態にはならんようだから、定年までは「飼い殺し」の形で面倒は見てやるという感じ?

まあ上記のように終身雇用はまるでコントのような話になってしまうことがある?(笑)
(なお著作権の関係から4コマ自体は引用や転載はしませんでした)