現存する青函トンネルとほぼ並行するルートで「第2青函トンネル」を作る案がにわかに浮上しているが、案外と北海道のためになるようなインフラとなるかも知れない。
今の青函トンネルでは列車しか走れず、頼みの新幹線は貨物列車とすれ違う時のために減速せねばならず新幹線の価値を「殺して」いるようである。(トンネルで減速なんて聞いたこともないんだけど)
どっちにせよ青函間が北海道の発展を阻害するボトルネックになっており、その解消の切り札(?)が第2青函トンネルなのだというのが地元紙に出ていた。(だって津軽海峡が物流から人的交流の妨げで、「北海道価格」の主因だもの?)
しかしながらこうした意見が出ると必ずと言っていいほど
「人口減少ガー、高齢化ガー」と騒いでぶち壊しにする手合いが出てくるんじゃないだろうか?
もしかしたらだが、北海道知事が第2青函トンネルのアイデアを目にしたらどんな反応をするものやら?
概して北海道出身者が知事ならば、さっきの人口減少に転ずる北海道の状況をふまえて、こんな案は認められないと反対するんじゃないだろうか?
こうなってくると僕は基本的には反対していた道外出身者を知事にするしかないのではなかろうか?(僕は道外出身者に知事をやらせてはいけないと思ってはいたが、北海道のためになることでも消極的に反対するだけの北海道人ならば退場してほしい?)
また予算のことだが、日本は年金と医療だけで年間100兆円以上は費やしているんだから15~20年で7000億円くらい何てこともないでしょ?(日本の債務が1000兆で、対する債権はその7~8倍はあるそうだが大丈夫じゃね?)
第二青函トンネルは高速道路にパイプラインなどなんでも利用するようになれば建設費のもとは取れるのではないかな?(財界では北海道トヨタも陸路で部品などの輸送ができるようになるから歓迎?)
将来は札幌に延伸する北海道新幹線との連絡も便利になって、北海道に人を呼び込む手段になるだろう。