確か往年のプロ野球選手にいたよね?
左のワンポイントで、左の強打者相手に1イニング未満のリリーフで登板するのが定番だった。
リー(ロッテ)などは「背中からタマが飛んで」くるような永射のフォームが苦手だったらしい。
「永井」姓はさして珍しくもないが、「永射」姓はめったにあるものじゃないので、プロ野球ファンのはしくれの僕は覚えていた。
幸運な投手で名球会の北別府氏が日本シリーズでは未勝利なのに、彼は2勝(83年85年)を記録した。
通算606試合906投球回数654奪三振44勝37敗21セーブの記録を残した。
1971年に鹿児島県の指宿商から広島カープに入団したが、73年に太平洋に移籍(のちのクラウン・西武の前身)して、かの広岡達郎監督からも信頼篤く園芸が趣味で、特に蘭の栽培に凝っていたらしい。
とにかく「合掌」である。