意識低い系ですが、何か? VermilionSwan1988のブログ

外見はともかく、冴えない低収入の「Vermilion Swan 」が札幌での日常をつぶやきます!もとえ語ります!(笑)ちなみに趣味はネットサーフィンとボールペン集め(国内外の数百円から一万円以内)など

とにかく国はJR北海道にも税金を投入して下さい!

今日の地元紙にて藻谷浩介氏が「道路にはジャブジャブ税金を使いながら、なにゆえJRなどの鉄道に予算を回してくれないんでしょうか?欧州では鉄道にも税金が投入されていますが、どうして日本ではできないんですかね?」と言った口調の記事であった。

氏はJR北海道の修理支出は約300億円だが、北海道の道路予算(道路事業費)は3千億ほどになるようである。(要はJRに予算は出せないが、道路にはいくらでも無駄遣いしてもいいですよと言わんばかり?)

道路の方が鉄道よりも面積が広く摩耗しやすい以上はそうなるんだが、本来ならば予算を道路から鉄道に回すべしと藻谷氏は主張してるんだな。

道内では札幌は地下鉄沿線に人口が集まり、それは首都圏でもそうなっていてこれからのトレンドになるのは必至だろう。

これからは若い世代が車がなければ生活できないような地方には住みたいとは思わなくなるだろうし、若者の車離れ(本当かどうかは別にして)は深刻で地下鉄や私鉄の発達した首都圏や京阪神地方へ就職や進学のため脱北もとえ離道する若者は多いのだ。

 

氏は予算がないならば、道路云々じゃなく鉄道を残す(維持)のが合理的だとしているが僕も激しく同意する。(何せ若い世代や低所得の中高年フリーターは車が買えないしそれを維持するほどの金もないんだからw)

更に僕は別な本を読んだが(確か満員電車はなくせる、とかいうタイトルの本だったな?)あのロスアンゼルスでは4車線や6車線の高速道路が縦横無尽に走っているにもかかわらず、慢性的な交通渋滞や駐車場不足に悩まされているらしい。

僕も驚いたが、あのロスアンゼルスで交通渋滞?ニューヨークならば地形上仕方ないのかも知れないけど(ハドソン川などの河川で仕切られた街だからねぇ?)ロスで交通渋滞なんて似合わない?(笑)

それほどまでに鉄道の潜在能力は計り知れないのだろう。(要は輸送力は高速道路の比じゃあないと言うことだね?)

よく言われる「上下分離方式」(自治体が鉄道施設を所有して、電鉄会社が運行に専念する方式)だが道内の自治体にはそこまでの予算はないので、国が税金を投入すべきなのだ!(それこそ100円の缶コーヒーを買えるのに、あと3円を出せないと駄々こねる者を説得するのが高橋はるみ知事なんぢゃないのかな?)

それから高橋はるみ知事は「このままでは北海道から鉄道がなくなります!極端な話のようですが、このままでは国の税金がないとまずいです。上下分離式では自治体が所有した瞬間にすべての「責任」(要は老朽化した設備の更新や修繕など)が生ずる以上は無理だと思います!」と言う感じの発言だが、仕方ないだろうね?

まあ何でも外国のまねだけする必要はないけど、鉄道維持に税金投入なんて言うのは常識中の常識ならばやる価値はありそうだな?

 

更に30年ほどJR北海道というか、北海道にだけ面倒を押し付けてきた国土交通省には意識改革してほしいね?(歴代のJR北海道経営陣にだけ責任を押し付けて、構造的問題の解決には冷淡だったんだから?)

JR北海道の飛躍には税金しかないんですよ!(笑)