まあブラック企業に間違いはないが、「意図的なブラック」と「成り行きなブラック」の二つのタイプがあると思うけど僕のいた会社は後者にあたると思う。
会社に労務管理の能力や知識がないものだから、繁忙期になると全ての歯車が狂って長時間労働がデフォとなり、それが更に非効率の原因になる「負のスパイラル」におちいるのだ。(繁忙期でなくともそうなる時がある?w)
何にもまして会社の方針以前の問題だが、後年になって知ったが(いやわかっていた?)とにかく行き当たりばったり(いや行きハズレ?)もいいとこで、それに振り回されるばかりの僕だったのだ。
それは会社の設備についても言えることで、時にはそれが笑うに笑えぬ結果につながることもあったのだ!(笑)
「泥炭地の真ん中に倉庫を建てた」
あきれた話だが、そういった軟弱な地盤の土地には倉庫にせよビルディングなどは建てない方が賢明なのだが、それでもと言うならば基礎工事をしっかりやっておかねばならない。
ところがあの会社はあろうことか「どうせつなぎの倉庫、数年で取り壊すから安くして!」と坪あたり8万(土地代ぢゃない)の建築費で竣工したのだ。(要は基礎工事などの手抜きに近い?)
当然だが倉庫内に什器や商品などを搬入して間もなく案の定、不同沈下が始まり床などのあちこちにひびが入ったり傾くようになったが、痛いのはその倉庫専用に購入した特殊なフォークリフトが「使用不可能」になってしまい数百万の損害が出たのだ!
他にも白石区でも不便(辺ぴな場所w)な場所なので、アルバイトやパート集めが思うにまかせず人手不足におちいったが計画自体に無理があったのだ。(しかも土地は借り物で、それならばもっと条件のいい場所にできなかったのは大いに疑問だ)